ボツワナ周辺に広がる砂漠である。
カラハリとは乾いた土地という意味だ。
ただし、砂漠に分類されているが、
どちらかというと砂漠に近いステップである。
一定の降水量があり、
植物がそこそこ存在するためだ。
当然そこに生息する動物も多く、
キリン、ハイエナ、チーター、ライオン、
オリックス、ヌー、ゾウ、サイ、カバと
アフリカの生き物大集合の様相を呈している。
オカヴァンゴと呼ばれる湿地が存在するのだが、
こうした大型哺乳類たちは
おおむねそこにいる。
カラハリ砂漠は盆地である。
降った雨は最も低いオカヴァンゴに流れ込む。
有名なマカディカディ塩湖もこの地域だ。
カラハリは降雨があるとはいえ水は貴重だ。
ツワナ人の通貨はプラというのだが、
これは雨を意味する言葉である。
つまり、水は貨幣と同等の
価値を持つということだ。
高価と言えばカラハリはダイヤモンドの産地である。
石炭、銅鉱石、ニッケル鉱石も豊富だ。
不毛の土地と思われがちな砂漠でも
現代の技術であれば様々な資源を
取り出すことが可能なのだ。
ただし、コストをかけて水を調達する必要はある。