世界的に愛玩動物として人気の小鳥である。
本邦でもよく飼われており、
私の友人もインコを日々愛でている。
インコは鸚哥と書き、鸚鵡、オウムの仲間である。
オウムという種類の鳥はオウムとインコに
分けれられており、概ねインコの方が小柄だ。
オウムの仲間は他の生き物の鳴き真似をすることで
知られているが、セキセイインコもこの習性が強い。
人間の言葉を覚えることが人気の理由だろう。
あまり長い文章は覚えられないが個体差があり、
昔話の桃太郎を始めから終わりまで語ることで
有名になったインコもいる。
さて、セキセイインコという名前のセキセイだが、
どのような漢字を書くか知っているだろうか。
背黄青鸚哥である。
セキセイインコには様々な体色のものがあるが、
本邦に初めて伝えられた個体の背の色が
黄と青であったことに由来するらしい。
様々な色合いのセキセイインコがいることを考えると
やってしまったなという感のある名付けである。
ところでインコ臭という言葉を知っているだろうか。
文字通りインコの発する匂いなのだが
基本的に美味しそうな良い香りがする。
バターや穀物に例えられることが多いが
個体差が大きく、人間の嗅覚でも
匂いで個体の識別が可能なほどだ。
愛好家たちは言葉を話すことだけでなく
このインコ臭にも魅了されているという。
最後に野生のセキセイインコについて少し触れたい。
彼らは元々はオーストラリアに生息する鳥で、
アボリジニの言葉でバッジャリガ、
良いオウムという意味の名で呼ばれていた。
大規模な群れを作ることで知られており、
本邦でも逃げ出した個体が野生化し、
大きな群れを形成している。