序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2018年3月10日土曜日

ベルガモット

一部が少し膨れ上がった蜜柑のような柑橘類である。

甘酸っぱい果実だと思って口にした者は後悔するだろう。
この実はとにかく苦いのだ。

その風味を活かして紅茶の香り付けに使われる。
アールグレイティーの名を一度は聞いたことがあるだろう。

クリストバル・コロンがカナリアスから持ち帰ったという説があるが、
原産地はよくわからない。

名前の由来はイタリアの地名ベルガモであるとも、
イスパニアのベルガであるとも言われている。

シソの仲間に同名のベルガモットと呼ばれる草がある。
なぜそんな紛らわしいことになっているのかは分からないが、
香りはよく似ている。

香料としてのベルガモットは、
気分を高揚させ、沈んだ気持ちを持ち上げると共に、
高ぶった神経を鎮静させる効果を持ち合わせる。
つまり、焦燥感や不眠に効果的だ。

また、内臓の働きを良くする効能も期待でき、
食欲不振や便秘の際にも利用するのがいいだろう。

コートジボワールでよく生産されている。