半分だけのシマウマである。
どういうことかというと、
体の前方にだけ縞模様があり、
後ろ側はロバと同じなのだ。
ボーア人が笑って言うには
「ズボンをはき忘れたシマウマ」なのだという。
珍奇である。
すでに絶滅してしまった生き物だが、
剥製から採取した情報を元に近縁のシマウマを交配し、
復活させようというプロジェクトも動いている。
名前の由来は特徴的な鳴き声だという。
クーアッハクーアッハと鳴くのでクアッガなのだ。
馬に似た他の生き物にこんな鳴き方をするものはいない。
また、何故こんなにも中途半端な見た目をしているのかも
解明されてはいない。
昔、アフリカ南部に入植したボーア人たちは
そこで大々的に牛と羊の放牧を開始した。
放牧の邪魔となるクアッガは積極的に狩られ、
やがては絶滅してしまったという。
ちなみに肉の味はシマウマとロバの中間ではなく、
牛と羊の中間だそうである。