アフリカ南部の内陸国
ジンバブエの首都である。
圧政者として悪名高きムガベ大統領が
支配していた国だが、
彼は白人支配への抵抗の英雄でもあった。
大統領就任直後は
ジンバブエの奇跡と呼ばれるほどの
手腕を見せている。
しかし、その後過激な政策をいくつも打ち出し、
経済を大混乱へと陥れた。
ジンバブエのハイパーインフレーションは
特に有名である。
本邦でも価値のないものという意味合いで
高額のジンバブエドルを会話の上で
持ち出すのを聞いたことがあるだろう。
百兆ジンバブエドル札などというものも
実在したのだから驚きである。
なお、ムガベ大統領は去年、
クーデターによって失脚している。
さて、そんなジンバブエの首都ハラレは
元はソールズベーリという名だった。
イギリス南アフリカ会社の探検家が
建造したソールズベリー砦が基礎なのだが、
ソールズベリー侯爵が当時の首相であった
ことに由来する。
ジンバブエ独立二周年の際に、
街の一角の古い地名ハラレが採用され、
正式に改名された。
イングランド植民地であったため
キリスト教の宗派としては聖公会が強いのだが、
最も立派な大聖堂はカトリックのものである。
聖心大聖堂はこの地域にしては珍しい
スタンダードなゴシック建築であり、
鑑賞に耐えうる見事な聖堂だ。
とはいえ、ジンバブエの宗教事情は
土着の宗教が大勢を占めている。
キリスト教徒は半分ということになっているが、
このキリスト教は土着宗教と混じり合っている。
食文化はアフリカ南部の一般的なもので、
主食のトウモロコシ粥はサザと呼ばれる。
マイスビールが飲まれるのも共通だ。
ジンバブエ旅行をするなら
治安の悪い都市での滞在は最小限に抑え、
自然を満喫するのがいいだろう。