袋熊や子守熊とも呼ばれる
オーストラリアの珍獣である。
よく知られているように有袋類であり、
袋の中で子を育てるが、カンガルーと違い、
袋の出口は尻側に向いている。
基本的に木から降りずに暮らし、
休息も樹上でとる。
巣は作らない。
ユーカリの葉を食べることで知られているが、
アカシアやティーツリーも食べるため、
ユーカリだけを食べるというわけではない。
毒を持つユーカリの葉を食べるわけだが、
彼らは食べる前によく匂いを嗅ぎ、
なるべく毒性の少ない葉を選ぶという。
葉は盲腸に送られ、そこで発酵によって
毒素を抜いてから消化される。
幼獣はまだその能力が弱いため、
母コアラが吐き戻した毒素の抜けた
粥状のユーカリの葉を食べている。
本来はグーラという名であったが、
訛ってクーラとなり、表記ミスで
コアラとなったという経緯を持つ。
なお、私の妹は昔オーストラリア旅行を
した際に、コアラを抱いて写真を撮る
サービスを受けたことがある。
その際に、手の上に糞をされ、
微妙な表情で撮影された。
自分より大きな動物に抱えられるという
ストレスフルな環境下で
糞をするとは肝の据わったコアラである。