序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2018年10月2日火曜日

オジギソウ

触れると一時的に萎れる草である。

眠り草や含羞草とも言う。
英語名を直訳すると敏感草だろうか。

学習教材として使われていたこともあるので
本邦では知名度が高いが、
在来種でないことはあまり知られていない。

本来は南アメリカの植物で、
本邦へはオランダ人によって江戸期に
もたらされた。

見た目はシダのように葉の並んだ
ただの草である。
花はポンポン状で桃色だ。
よく見ると茎に小さなトゲがある。

ちなみに人間に有効なほど強くはないが
毒を持っている。

この毒はフィラリアを殺すとされるが、
民間療法の域を出ない。
フィラリアに罹ったら素直に病院へ行こう。

なお、与太話かもしれないが、
オジギソウは地震の前兆として、
触れられもせずに萎れるという。

微細な震動を感知してのことなのか、
偶然が大袈裟に喧伝されているのか、
ひとまずは噂程度に聞いておこう。

ところで、何度も触っていると
翌朝まで萎れたまま戻らなくなる。

それが原因で枯れるということはないが、
成長は阻害されるので、
育てている場合には触り過ぎに注意せよ。