アンドラの首都である。
古いアンドラという意味だ。
イスパニアとフランスに挟まれた
ピレネー山脈山中に存在する。
アンドラの国家元首は二人の共同大公である。
一方はウルヘルの司教で、もう一方は
現在はフランス大統領の兼務となっている。
フランス大統領は大公爵だったのだ。
アンドラは元々、シャルルマーニュが
イスラム勢力と対峙するために設けた
ウルヘル辺境伯爵領であった。
後にウルヘル辺境伯はウルヘルの司教に
アンドラを譲り渡し、ウルヘル司教は
世俗領主にアンドラの統治権を与え、
防衛を任せることにした。
アンドラの統治権は婚姻によって
所有者が移り変わり、
最終的にフランス国王へと落ち着く。
しかし、フランスが共和制に移行すると、
共同大公位の片方は空白となった。
ナポレオン・ボナパルトの登場で
再び共同大公制が復活し、
共和制に戻ってからは大統領が
大公を兼務することになった。
国土は狭く、ほぼ山であるが、
観光業がうまく機能しており、
経済状況は悪くない。
いわゆるタックス・ヘイヴンであり、
多くの外国の金融機関が進出している。
首都であるアンドラ・ラ・ベリャの見所は
特に無いが、国全体としてはスキーなどの
ウインタースポーツを楽しむ場として
多くの外国人が訪れている。
前述のようにウルヘル司教の管轄のため、
大聖堂は存在しない。
ウルヘルの教区に含まれているのだ。
アンドラ料理はイスパニアとフランスの折衷で、
山の幸を中心としている。
代表的な料理はジャガイモと
ちりめんキャベツを潰して混ぜた
トリンチャットだ。
本邦からアンドラへわざわざ観光に行くのは
いまひとつ意義を見出せない。
カタルーニャ旅行の
ついでに行くぐらいが丁度良いだろう。