序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2018年8月25日土曜日

コンクリート

混凝土とも書かれる。
フランス語やドイツ語ではベトンと呼ばれる。

消石灰と凝石灰などの混合物セメントに
と砂や砂利を混ぜて固めたものである。

セメントは水を加えると固まる性質を持ち、
強固な構造物となる。

砂を混ぜて固めた場合はモルタルと呼ばれ、
石材やタイルの接着に用いられる。

砂と砂利を混ぜたものがコンクリートと呼ばれ、
非常に頑強で信頼性の高い建材となる。

かつてローマ人が火山灰と石灰、砕石を混ぜ、
橋や水道橋などを造っていたことで
知られるように、古くから存在した。

石材や煉瓦では難しいアーチやヴォールト、
ドーム状の建築物を造るために
欠かせない建材である。

万能にも思えるコンクリートだが、
引っ張られる力には弱いという弱点を持つ。

このため、中に鋼鉄の芯を入れた
鉄筋コンクリートが現在では主流となっている。

分厚いコンクリート壁であれば相当な年数
維持が可能だが、本邦の建築のように
薄い壁を形成した場合、耐用年数は数十年である。

近頃は様々な場所でひび割れが見られ、
インフラ大改修の必要性の声が上がっている。