序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2018年5月17日木曜日

パセリ

セリの仲間の香草である。
芹とパセリの名が似ているのは偶然である。

地中海原産の植物だが、
近縁のものは世界中に存在する。
例えばパクチーとして知られる植物がそれだ。

好みの分かれる独特の味と香りを持つが、
ローマ時代より香草として用いられており、
一説によると最も消費量の多いハーブだという。

肉や魚の生臭さを消す効果が高いため、
乾燥させ粉末として香辛料として用いたり、
火を通して独特の香りを抑えてから食べる。

本邦では料理の付け合わせとして
生のまま供されることがほとんどだが、
あまり好まれず、添え物と考え食べない者が多い。

しかし、野菜の中でも最高峰の栄養価を誇り、
不足しがちな栄養を補完してくれる。
なので私はなるべく食べるようにしている。

時折、パセリには毒があるという話を聞く。

確かに刺激の強い成分を含んでいるが、
パセリばかりをもりもり食べるようなことでも
しない限りは問題ない。

ただし、例外がある。
妊娠中はあまり食べない方が良い。

というのも、パセリに含まれる成分によって、
流産してしまう可能性があるからだ。

古くは堕胎薬の材料にもされており、
効果は証明されている。

香り付け程度に入っているものまで
神経質に取り除く必要は無いが、
念のため添え物を食べるのは避けるのがいいだろう。

妊婦でさえなければ、女性の月のものを
安定させる効果も期待できる。

老若男女を問わず是非食べて欲しい。