セリの仲間の香草である。
芹とパセリの名が似ているのは偶然である。
地中海原産の植物だが、
近縁のものは世界中に存在する。
例えばパクチーとして知られる植物がそれだ。
好みの分かれる独特の味と香りを持つが、
ローマ時代より香草として用いられており、
一説によると最も消費量の多いハーブだという。
肉や魚の生臭さを消す効果が高いため、
乾燥させ粉末として香辛料として用いたり、
火を通して独特の香りを抑えてから食べる。
本邦では料理の付け合わせとして
生のまま供されることがほとんどだが、
あまり好まれず、添え物と考え食べない者が多い。
しかし、野菜の中でも最高峰の栄養価を誇り、
不足しがちな栄養を補完してくれる。
なので私はなるべく食べるようにしている。
時折、パセリには毒があるという話を聞く。
確かに刺激の強い成分を含んでいるが、
パセリばかりをもりもり食べるようなことでも
しない限りは問題ない。
ただし、例外がある。
妊娠中はあまり食べない方が良い。
というのも、パセリに含まれる成分によって、
流産してしまう可能性があるからだ。
古くは堕胎薬の材料にもされており、
効果は証明されている。
香り付け程度に入っているものまで
神経質に取り除く必要は無いが、
念のため添え物を食べるのは避けるのがいいだろう。
妊婦でさえなければ、女性の月のものを
安定させる効果も期待できる。
老若男女を問わず是非食べて欲しい。