特定の種類の植物を指す名前ではなく、
以下のような特徴を持つもののことだ。
根から水や栄養を吸収する必要が無く、
空気中の水分や雨だけで生育可能。
土から生え、地下に根を張るという
植物の概念を揺るがす存在だ。
完全に根を持たないものもあるが、
多くは枝や岩に張り付くために根を伸ばす。
中には葉を巻き付けるものもある。
枝や岩に絡みつく気のないものは、
球根のような姿でその辺に転がっている。
なんともやる気のない植物である。
エアープランツはしばしば銀葉と呼ばれる。
これは、葉が鱗片と呼ばれる細かな毛で覆われ、
白っぽくなっていることに由来する。
鱗片は空気中の水分を捕える役割を持ち、
根が無くとも生きられる理由である。
さて、土が必要ない、空気中の水分で生きると
聞くと、非常に栽培が容易なように感じられる。
しかし、実際には温度と湿度の管理が難しく、
購入して来てもすぐに枯らしてしまう
という例が少なくない。
私も一度栽培を試みたことがあるが、
枯らしてしまった。
本邦の気候では難しいように思う。
インテリアとして人気があるが、
人にとって快適な環境は
この植物にとっては好ましくないものだ。
残念だが、部屋を飾るために購入するのは
良いアイデアではない。
凝った植物の栽培を楽しめない者は
手を出さない方がいいだろう。