序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2018年6月1日金曜日

百日草

ジニアや浦島草、長久草とも呼ばれる
菊の仲間の植物である。

メキシコ原産で、アステカ人が栽培していた。

原種は赤紫色の花を咲かせるが、
品種改良により様々な色のものがある。

本邦へは江戸期に伝来しており、
仏壇に供える花として人気が出た。

春に種を播くと夏に花が咲き、
秋まで色あせずに咲き続ける。

この長い花の寿命が百日草の名の由来であるが、
ジニアは発見者の名にちなむ。

ヨーロッパやアメリカでも
花期の長さに着目しており、
長く咲くことのめでたさから、
魔除けとして扱う地域もある。

ブラジルではカーニバルの期間に
各所を飾り立てる役割を持っており、
幸福を招く花として知られている。

花言葉は例によって関連性のないものが
いくつもあるのだが、
「友情」だけは確定しているようだ。

長く続く友情を願う気持ちを
この花に託したらしい。