胡孫眼とも呼ばれる木の幹から生える
半円盤状のキノコである。
種類によって形や色が異なり、
概ね茶色から黒にかけての色合いだ。
綺麗な半月状のものもあれば、
縁が波打ったものもあり、
何枚も重なって生じる場合もある。
多くは硬く、柔らかいものは少ない。
硬さは木材のようなものもあれば、
皮革のようにしなやかなものもあり、
更には布のような手触りのものまで存在する。
布のようなタイプは琴や刀の収納袋に
加工されていた例もあり、
ヨーロッパでも綿代わりに用いたという。
また、特に硬い種類では、
剃刀を研磨する革砥としたとも伝えられている。
霊芝と呼ばれる種類は、古くより薬の材料とされ、
免疫力を高めたり、血圧を整えたり、
癌を予防すると言われてきた。
しかし、そうした効能は未だ実証されておらず、
長期間服用した場合の副作用も報告されている。
栄養豊富なお茶としても売られているが、
少々眉唾なところがあることは否めない。
臨床試験により効能が認められている国もあるが、
果たして、本当にうたわれているような
効果があるのだろうか。
なお、サルノコシカケ茶は木の味がする。