序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2019年2月25日月曜日

クズリ

カナダからアラスカ、
シベリアからスカンジナビア半島にかけて、
北部地域一帯に生息する動物である。

イタチの仲間だが、その大きさは
人の子供ほどもあり、ずんぐりとしている。

そして非常に獰猛である。

英語ではウルヴァリンと呼ばれ、
アメリカンコミックのキャラクターは
実はこの動物がモデルだ。

タイガやツンドラで暮らすクズリは
木登りや泳ぎが達者で、
嗅覚が非常に発達している。

足は底が厚く広く、
雪上を走り回るのに適しており、
冬場の狩りで本領を発揮する。

基本的には小型の獲物を狙うが、
時にはヒツジやトナカイなどの
大型の動物を狩ることがある。

もちろん、体格差があるため、
真っ向勝負というわけにはいかない。

樹上からの奇襲、
背に乗って延髄に噛り付く。

顎の力は尋常ではなく強く、
骨も噛み砕くそうだ。

クリティカルヒットの即死攻撃である。