蕾となる部分を食べる
ケールの変種の野菜である。
ブロッコリーと似ているが、
カリフロワーとブロッコリーは
それぞれ違う変化を遂げた植物だ。
ブロッコリーは蕾を食べる。
本邦では白いものばかり見るが、
世界的には様々な色のものがある。
白さを追求するために中心が
日光に晒されないようにする手間などが
無駄に掛けられているが、
コストが嵩むだけである。
農作物の見た目を重視するあまり、
本質を見失うのは本邦では
よくあることだ。
美しいものを作ろうと努力するのは
とても良いことだが、
本末転倒となる例は少なくない。
見た目のために味と栄養を
疎かにするのは間違っている。
栄養といえば、カリフラワーは
そこまで栄養価の高い野菜ではない。
しかし、含まれるビタミンは
加熱しても失われにくいという。
ある実験結果では生のブロッコリーと
カリフラワーではブロッコリーの方が
ビタミンが多いが、
加熱調理後はほぼ同じになったそうだ。
カリフラワーには花甘藍という別名がある。
甘藍とはキャベツのことだ。
また、木立花葉牡丹という呼び方もある。
葉を牡丹の花に見立てた葉牡丹の
花のあるバージョンの木本性のものということだ。
さて、食べ方の話をしよう。
まずは生で齧ってみるといい。
カリフラワーは茹でなくても食べられる。
加熱した場合より多少クセはあるが、
栄養をより多く摂ることができる。
もちろん、茹でたてのほくほくも捨てがたい。
焼いて焦げ目をつけても美味いだろう。
ピクルスも最高だ。
あの食感は他の野菜では得難い。
良く染みた酢と香辛料を楽しめる。
スープ類の具として煮るのも悪くない。
煮崩れし難いので食感がアクセントとなる。
串揚げにしたっていいし、
カレーの具にしてもいい。
和風の味付けだって問題ない。
美味いぞ、カリフラワーは。