序説

序説

かの偉大なる博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスに倣い、 聞きかじった内容を元に森羅万象を書き記すものである。 なお、各項目に記す内容の真偽は検証せず、 嘘、大げさ、紛らわしいことを恐れずに執筆していくため、 読者諸兄はこの点に留意していただきたい。 物事を伝...

2019年6月1日土曜日

レウコクロコディウム

気持ちが悪すぎるため、
この生物について改めて調べたくない。

なので、今回はうろ覚えで
記事を書かせてもらう。

ちなみに私がこの生物のことを知ったのは
高校の図書室においてだ。

寄生虫の本だった。
そう、レウコクロコディウムは寄生虫だ。
宿主はカタツムリである。

中間宿主は鳥だ。
カタツムリを補食した鳥の体内では
悪さをすることなく、糞と共に排出される。

糞から出た幼生は植物の葉と共に
カタツムリに食べられ、その体内に入る。

成長したレウコクロコディウムはやがて
カタツムリの頭部へと移動する。

通常であれば、カタツムリは
天敵である鳥に見つからぬよう
なるべく葉陰で過ごす。

しかし、この寄生虫に冒された個体は
これ見よがしに鳥の目につく場所を
うろつくようになってしまう。

脳をやられて行動を
コントロールされてしまうのだ。

この程度のことであれば、
例えばハリガネムシは宿主の昆虫を
水に飛び込ませるなどもっと酷い。

だが、レウコクロコディウムが
おぞましいのはここからだ。

カタツムリにはご存じ、触覚がある。
これが彼らの目なのだが、
レウコクロコディウムはこの中で急成長する。

目立つ縞模様を持つ大きな体に育った
レウコクロコディウムは、
カタツムリの触覚をぱんぱんに膨らませる。

そして、ぐるぐると動き出すのだ。

カタツムリは、天敵に見つかりやすい場所で、
目立つ縞模様の膨らんだ目玉を
振り回すようになる。

鳥は簡単に栄養豊富な餌、
カタツムリを補食できる。

レウコクロコディウムは鳥に運ばれ、
新天地で子孫に命を繋ぐ。

今の時代、様々な事象がインターネットにより
簡単に検索でき、画像や動画を
見ることができる。

この気味の悪い生き物の晴れ舞台を
高解像度で見ることができる。

お薦めはしないぞ。